日々の参詣

日々の参詣

大師は生前修法に長じ、種々の霊験奇瑞を示された、その本体は如意輪観音と言われ、大師の衆生、民衆を思うこと切なるものがある。広く人々の災難を救い、特に厄除けや病気平癒に霊験があるとされた。

拝島大師の厄除(やくよけ)祈願

護摩供を修して厄除祈願を行いますが、特におひとりおひとりの住所名前をお大師さまに申し上げてよくお願いし、終わって加持修法をおひとりおひとり行い、さらに厄除当該年度の暮らし方のご注意など詳しく説明しますのでよくご理解していただきます。

厄除年数は男女の三才・五才・七才(七五三)にはじまり、女性は一九才、三三才、三七才、男性は二五才、四二才、さらに男女の六〇才(還暦)、七〇才(古稀)、七七才(喜寿)、八〇才(傘寿)、八八才(米寿)、九〇才(卒寿)、九九才(白寿)、人生初めと終わりのお祝いの年は厄年でもあります。なぜそうなのかは、護摩供祈願者の方がたに特に本堂お大師さま宝前で説明をいたします。本年に何年生まれが厄年に当たるかは、別表でご指示します。

拝島大師の交通安全祈願修法

拝島大師の交通安全祈願は本堂でお大師さまに護摩供を修した後に、お車自体のお加持お払いをし、交通安全を祈願します。事故を起こさないように、お大師さまの御守護をお願いするだけでなく、運転者が細心のご注意で運転できるようにお大師さまのご加護をお願いするものです。

拝島大師の商売繁昌祈願

拝島大師の商売繁昌祈願は一攫千金の投機的金儲けを期待するものではありません。特に今のような安定した高度な経済社会では地道な努力がよい成果を見せます。ミスの無いように、魔が差すような損失を出さないように、お大師さまの御守護をいただくのです。

拝島大師の学業成就・受験合格祈願

受験にはふだんのあなたの実力が普通に発揮できれば必ず合格しましす。ミスをしないように、試験当日体調が崩れないように、お大師さまの加護をお願いします。なお、正月第二月曜日午前10時には文殊楼で大般若経転読会があり、学業成就・入学試験、その他受験合格を祈願します。

拝島大師の当病平癒祈願

どんな病気でもお医者さんの治療が十分に施行され、諸薬の効能が発揮できれば、あとは直すのはあなた御自身の気持ちの持ち方・生命力と神仏のお加護です。お大師さまのお加護、御守護をいただき、絶対治るという気力をもちましょう。

拝島大師初宮詣

誕生からおよそ一ヶ月後から誕生初宮詣でがはじまります。本堂でお燈明を上げ赤ちゃんの無事成長のため、お大師さまの加護をいただき、終わって本堂前の大梵鐘ちぶさの鐘をお父さん、お母さんがついて、もう一度お大師さまに赤ちゃんのご守護を頼みます。

拝島大師の七五三宮詣

緑豊かで雄大な伽藍の中、お子さんの厄除とすこやかな成長をお大師さまにお願いします。

拝島大師の十三参り

拝島大師脇侍に祀る虚空蔵菩薩さまに数え十三才のお子さんの十三参りがあります。学業成就・諸芸上達を祈願し、終わったら、後を振り向かないように参道から文殊楼を出ます。

拝島大師の諸願成就祈願

拝島大師はみなさまのいろいろな願いに応えてくれます。いずれも正しい判断で努力し、間違いミスを起こさないよう、おもわぬ落とし穴、危険に逢わないようにお大師さまのお加護を願います。

拝島大師のおみくじ

また進路に迷った時や自分の運勢を知りたい時は「おみくじ」があります。これは吉か凶かだけにとらわれず、内容をよく呼んで正しい進路判断をする助けにして下さい。

拝島大師の角大師・豆大師

いずれも元三大師独特のお札ですが、角大師は厄除、豆大師は開運の守護札です。

拝島大師厄除うちわ

表に角大師、裏に丸二の拝島大師の紋がつき、厄除うちわです。

拝島大師年中行事

正月 元旦 元旦祭・初詣(正月中)
2・3日 初縁日・だるま市
成人の日 文殊楼縁日・受験合格・学業成就祈願
2月 3日 節分・星祀九曜星厄除祈願
3月 春分前後7日 春彼岸会
4月 第一土・日中 長日護摩講中
1~30日 虚空蔵さん十三参り、学業成就・諸芸上達
5月 3~5日 新本堂落成記念法要、拝島大師縁の作品展
5日午後2時 音舞台、東京大学民族音楽愛好会「拝島アンデスの響き」
6月 4日 山家会、伝教大師誕生会
7月 15日午前11時 盂蘭盆施餓鬼法要
9月 3日 元三大師誕生会
10月・11月 およそ2ヶ月中 拝島大師七五三宮詣
10月 最終土曜日
午後1時
天然理心流心武館2代目扁額奉納紀年、奉納演武
12月 31日午後10時 除夜祭

十二月三十一日大晦日は夜十時より古いお護摩札・守護札・お守り、だるまなどのお焚上修法を行います。お大師さまの一年間の守護加護に感謝しましょう。