拝島大師の春・五月の行事

令和5年2月は、最強とも言われる寒波の襲来と、2月10日は雪でしたが、全体として例年にない少雨でした。3月に入ると、やや雨もよいの気候で、寒さも和らぎ、お彼岸前には桜が次々と咲き、4月にはツツジも競って咲き始めました。桃の花が、山吹が、と見る間に藤の花まで咲きそろいました。桜とツツジが同時です。

昨年2月以来の非道な修羅の争いは未だ止まず。環境破壊の最たるものは戦争でしょう。コロナも完全消滅には未だですが、一人一人が油断せず、ご用心を。

福徳智慧・諸芸上達、虚空蔵菩薩十三詣り 4月1日~30日
虚空蔵さんは虚空蔵菩薩求聞持法という記憶力を良くする修法の本尊で弘法大師空海は生涯3度修法したことで有名です。拝島大師本堂本尊お大師さまの宮殿向かって右に祀られています。数え十三歳は中学入学の年、記憶力を良くして勉学に励みましょう。お詣りした後、山門文殊楼まで後を振り向かない、振り向くと貰った智慧を落としてしまうという面白い言い伝えがあります。

第二十七回 拝島大師音舞台
五・五(祝、こどもの日)午後二時 第二十七回 拝島アンデスの響き
南米音楽(フォルクローレ)東京大学民族音楽愛好会 入場無料

5月3日から5日は新本堂落慶記念行事、5月5日午後2時、第27回拝島大師音舞台「拝島アンデスの響き」東京大学民族音楽愛好会による南米フォルクロ―レ 前半は本堂正面浜縁・ステ―ジで、後半は本堂内の二部構成で演奏されます。拝島大師本堂の音響効果の良さに仏国土のすばらしさが堪能でき、好評のうち、回を重ねて27回となりました。

古典会だより-春の七草 スズシロ 清白