本年の干支は丁酉、酉年です。動物のとりは鶏ですので、前回は鶏という漢字を説明しました。今回は干支の酉の漢字を説明します。
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釈迦如来、お釈迦さまの話-その6-
苦行の釈迦 お釈迦さまは世の無常を深く感じ、出家の覚悟を決め、多くの修行者が行を行う中インドのマガダ国に向かいました。当時マガダ国にはア―ラ―、ウッダカという2人の優れた修行者がおり、ともに高い禅定を得て精神統一を容易に行いましたので、多くの弟子が付きました。
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慈覚大師円仁讃仰「入唐求法巡礼行記」研究-その20-
○十一月十六日、書状の啓を作り、相公李徳裕に提出し相公が開元寺に来て慰問してくれたことに感謝の気持を伝え、兼ねて少々の物を贈呈しました。水精(水晶)の念珠二串、銀装の刀子六柄、斑竹の筆二十管、螺子(法螺ホラ貝)①三口、別に贈状を作り、あい同じく函(ふみばこ)にうちに入れ、それらは相公の随軍②沈弁太夫にもたせ交付させました。
古典会だより-竹-
【漢字講座】鶏・雞(とり)
本年の干支は丁酉、酉年ですので動物の鶏の漢字を説明します。鶏という漢字は本来の漢字は雞と書きましたが、古くから鶏の字も用いて来ました。
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釈迦如来、お釈迦さまの話-その5-
お釈迦さまは世の無常を深く感じました。幸福の中にも、母后の死亡を思い出すこともしばしばでした。年中行事として盛大な農耕祭では、田畑の虫や鳥などが、弱肉強食の争いをみせています。 続きを読む
慈覚大師円仁讃仰「入唐求法巡礼行記」研究-その19-
○十一月七日、開元寺の僧貞順は私に破れ釜を以て商人に売与し、現に十斤有つ。その商人は鉄を得て出て行きましたが、寺門裏に於いて巡検人に逢い、検査されて帰って来ました。
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古典会だより-秋の七草 詳解-
【漢字講座】実(み・じつ)
今回は秋も深まり、稲穂も色づき、柿、栗、葡萄そしてリンゴ、ミカンなど果物、果実が熟す、おいしい時期ですので実の漢字を取り上げます。なお、前回は同じなりものの果の漢字を取り上げました。
釈迦如来、お釈迦さまの話-その4-
前六、五世紀のお釈迦さまの時代、インドの風習で子が生まれるとその子の運命を占相師に見て貰うことがありました。これは仏教が広まった国ぐにでは誕生お宮参りの風習となったようです。お釈迦さまは子供のころより優れた資質を持っていたことも事実のようです。