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【漢字講座】葉(は)

前回は春、百花満開の頃でしたので、漢字の花を取り上げました。その後花が散り、花の季節が終わり、葉桜から新緑、さらに深緑と、緑がますます濃くなりました。樹木の緑、葉の季節です。そこで漢字の葉を取り上げましょう。
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【漢字講座】猿(さる)

△本年の干支は丙申、申歳ですので動物の猿の漢字を説明します。

○猿という漢字は犭偏(獣偏けものへん)に袁です。犭は犬ですが、犬は犬(いぬ)の形を表した象形文字で、犬猿の仲と仲の悪い関係ですから、犬へんではなく、獣偏としたのでしょう。猿は象形ではありません。
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【漢字講座】栗・柿(くり・かき)

img1510_2○日本の秋の果物の代表は栗・柿です。各漢字の意味を考えましょう。 
栗という漢字は木の上に垂れている実の形がつきました。栗の実が沢山高い木の枝についている様子を表しています。それから栗という漢字が「みいりが良い」という意味になり、実って充実すると実が締まり堅くなります。これは人間も同じです。堅く締まった、内容が充実している人物は栗のように香しい人間なのです。
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【漢字講座】秋(あき)

○秋は四季(四時)の一で、夏の後、冬の前です。漢字では秌とも書きます。二千年前の後漢時代の許慎『説文解字』という辞書には、「秌、禾穀の熟なり」とあります。古代中国の経済思想家で知られ、斉の桓公の春秋の覇者になることを助けた名宰相の管仲も著書『管子』四時に「その時を秋という」とあり、その注には「秋、時に物成熟し、これを収める」とあります。

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【漢字講座】天地(てんち)

前回の音楽に続いて形がよく分からないものの漢字を挙げましょう。天と地の漢字です。

天地は上の天と下の地、お釈迦さまが誕生された時、七歩歩み、右手を上、すなわち天を指し、左手は下、すなわち地を指して「天上天下、唯だ我独り尊し」と謂われたのです。まず、天という漢字から考えてみましょう。漢字は物の形を象った文字と言われます。でも天には形が有るのでしょうか。難しい問題です。

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